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医療事務になった後は:病名略語でレセプトチェックしよう

PSA再発で次の治療法は放射線治療かホルモン治療

70歳の男性です。
1年前、PSA値7.8で生検を受け、14本中6本から癌が検出され、前立腺がんと診断されました。
ホルモン療法のゾラデックスを1回注射した後、前立腺全摘術を行いましたが、切除断端に1〜2ミリの癌が露出していました。

「断端が陽性なのでPSA値が2を超えるまで様子をみましょう」といわれました。
手術直後のPSAは0.005、その後3ヶ月ごとに測定、徐々に上昇していて最近は0.9でした。

主治医は「まだ再発という段階ではない」といっています。
次の受診日である3ヵ月後まで無治療のままで大丈夫でしょうか。

回答 前立腺全摘術後PSA再発で次の治療法は

いわゆるPSA再発という状態で、全摘標本の切除断端に癌が顔をだしていたのですね。
今のPSA値はとびきり高いわけではありませんが、 放射線治療を追加するのであればPSAが1.0以下、出来れば0.5未満で始めることが勧められています。

主治医の先生は2.0を超えたら治療を始めるという方針をお持ちのようですから、 きっとホルモン治療の追加を考えておられるのでしょう。

質問

次の治療法はどのようなものですか?

回答 次は放射線治療かホルモン治療

今後の治療は、放射線治療かホルモン治療です。
前立腺摘出部分近辺の再発であれば放射線ですが、転移があると考えればホルモンとなります。
判定にはPSAの上昇速度(倍加時間)が重要で、数値が倍になるのが数ヶ月以内であれば転移、1年以上とゆっくりであれば局所再発の可能性が高くなります。
骨盤部のMRIと骨シンチを行ってみてはどうでしょうか?

どちらの治療にするかを決めるためには生検と全摘手術の病理標本を持ってセカンドオピニオンを受け、専門の先生に相談したほうがいいですね。
病理検査の試験片は検査室などがプレパラートに乗った状態で貸してくれます。

貸し出しレントゲンフィルムと同じ感じです。
病院に頼めば貸してくれますよ。

平成27年8月11日の産経新聞、癌電話相談より。

医事課の即戦力の近道は1日1個覚える事

医療事務の仕事ができるようになる近道は、1日1個覚えることです。

医療事務に転職してつまづく点は、医療という職種な業務内容、仕事のガラパゴス的内容です。医療という職種に未経験で転職したならば、採血の1項目でさえもなにかわからないでしょう。例えば、CRP一つすら何を示す値かもわかないでしょう。最初は受付からスタートすると思います。毎日受付ばかりでしょうもない、面白くない、しんどい・・・それでいいんです。カルテや検査結果も読めないような人は何やっても何もできません。それよりか覚えることが大事です。みんな医療の国家資格を持っている人は専門学校、大学でそれを学んでから仕事をするわけですから、あなたは数周遅れ、数万週遅れなんです

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そこでお勧めな勉強法は1日1個わかないことがあればそれを調べて覚えるというものです。まずCRPからでいいでしょう、次はなんでこんな病名がついているんだろう、難病って何?から始まっても構いません。一日ひとつづつの積み上げです。それができる姿勢が即戦力の近道といえるでしょう。私はそうして、未経験で医療事務に転職し27歳で今40歳で平社員ですが、給料を大幅カットされ、生活ができなくなりました。

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