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医療事務になった後は:病名略語でレセプトチェックしよう

早期腎盂がんのレーザー手術は2回したほうがいい?

質問 腎盂管全摘術したほうがいい?

72歳の男性です。
8年前に膀胱がんでTUR-BT(経尿道的膀胱腫瘍摘出術)を受け、術後抗がん剤の膀胱内圧注入療法を1回行い再発はしていません。
先日健診で左腎盂の腫れを指摘され、早期で低悪性度の腎盂がんと診断されました。
レーザーでの腎盂尿管鏡手術を受けましたが、取り残しがありました。

主治医からレーザー手術は2回行えば取りきれると思いますが、もう一度レーザー手術をするか、左の腎盂管全摘術を受けるか決めてください。
といわれました。

回答 残すか取るか

低悪性度で本当に小さな腎盂がんならばレーザーで取りきれる可能性はありますので、左の腎盂を残すことはできます。
ただし、取り切れても再発のチェックのため、3ヶ月〜6ヶ月に1回、定期的に尿管鏡検査を受ける必要があります。

尿管鏡検査は入院して麻酔をかけて行いますが、尿管の中で調べるのは結構大変なことですので、それを繰り返し続けていくことは覚悟がいります。

質問 腎臓は片方とるべき?

腎臓は片方とっても大丈夫なのでしょうか?

回答 早期腎盂がんの術後取り残し腫瘍の治療法

反対側の腎臓が健全であれば片方の腎尿管全摘でも日常生活に支障はありませんが、ごく稀に反対側の腎臓に腫瘍ができる場合があります。
ゴマ粒のような小さな腫瘍で、もう一度レーザーでの腎盂尿管鏡手術を行えばとり切れるといわれているのであれば、全摘するのはもったいない気もします。

ご本人のレーザー手術をして腎臓を残したいという気持ちと、辛い尿管鏡の検査を繰り返し続ける覚悟があるのなら、もう一度レーザーでの腎盂尿管鏡手術を受けてみて、再発するかどうか様子を見るという考え方もあります。
再発したり、経過観察が大変になったらそのとき、左腎尿管全摘術を受けるのがいいのではないでしょうか?

医事課の即戦力の近道は1日1個覚える事

医療事務の仕事ができるようになる近道は、1日1個覚えることです。

医療事務に転職してつまづく点は、医療という職種な業務内容、仕事のガラパゴス的内容です。医療という職種に未経験で転職したならば、採血の1項目でさえもなにかわからないでしょう。例えば、CRP一つすら何を示す値かもわかないでしょう。最初は受付からスタートすると思います。毎日受付ばかりでしょうもない、面白くない、しんどい・・・それでいいんです。カルテや検査結果も読めないような人は何やっても何もできません。それよりか覚えることが大事です。みんな医療の国家資格を持っている人は専門学校、大学でそれを学んでから仕事をするわけですから、あなたは数周遅れ、数万週遅れなんです

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そこでお勧めな勉強法は1日1個わかないことがあればそれを調べて覚えるというものです。まずCRPからでいいでしょう、次はなんでこんな病名がついているんだろう、難病って何?から始まっても構いません。一日ひとつづつの積み上げです。それができる姿勢が即戦力の近道といえるでしょう。私はそうして、未経験で医療事務に転職し27歳で今40歳で平社員ですが、給料を大幅カットされ、生活ができなくなりました。

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