医療事務になった後は:病名略語でレセプトチェックしよう
67才の男性です。
尿路上皮がんの生検で、筋層非浸潤性膀胱がんと診断されました。
病期分類はTI、G3で上皮内癌も認められました。
経尿道的腫瘍切除術(TUR-Bt)とBCG膀胱内注入療法を6回行いました。
主治医から「今後は膀胱鏡検査(尿道からファイバースコープを挿入して膀胱内を観察する)とCT検査を3か月ごとに行い経過観察しましょう」と言われました。
高悪性度の膀胱がんにはBCG維持注入療法を行うと再発率が低下すると聞きました。
私の症状で有効でしょうか?
TI(粘膜下層まで浸潤している)G3で、上皮内癌(上皮内にとどまっているが悪性度が高い)もありますので、筋層非浸潤性膀胱がんとしては再発や進展(浸潤がんとなること)のハイリスクです。
したがって、BCG膀胱内注入療法を6回行った後、2年くらい維持注入療法を行った方がいいと思います。
BCG維持注入療法は3か月ごとに、週1回3週連続で3回BCGの注入を受ける治療法です。
ただし、3か月ごとに3週連続というのは結構副作用が強く、完遂率も低いので施設によっては3日悦に1階に減らしているところもあります。
無理すると膀胱が委縮することもあるので、副作用や体調によって主治医の先生と相談しながら行うのがいいでしょう。
定期検診はどのように行うのですか?
MRI検査もしたほうがいいのでしょうか?
フォローアップは3か月ごとの膀胱鏡と尿細胞診、1年に1回ないしは必要時の上部尿路(腎臓〜尿管)のチェックを行います。
膀胱壁の肥厚状況を見るにはMRIも有効と思われます。
平成27年9月1日の産経新聞の生活欄、がん電話相談より。
医療事務の仕事ができるようになる近道は、1日1個覚えることです。
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