医療事務になった後は:病名略語でレセプトチェックしよう
同僚は開院したばかりの病院で働いています。
開院したばかりの病院で一番得なことは、通常では覚える、教えてもらうまでに何年もかかる専門業務が入ってすぐに任されることです。
通常は職員がいっぱいいるので、自分より前に入職した人が行っている業務はなかなか教えてもらえず引継ぎの時にやっと教えてもらえるということです。
できたばっかりの新病院だと人がたらないのですごく早い時期に専門の仕事ができ、知識も増えるのですごいスピードで病院での医療事務の知識が身につきます。
職員とも同期が多いので仲良くなる事が簡単だし、非常にお勧めな環境だといえます。
病院によっては医療事務がビラ配り、チラシ配りも行います。
病院では広告活動はできないので、リハビリの講師や糖尿病専門の先生などが病院で講演を行うときに周辺の地域や家に配るものです。その他にも地域の介護センターから病院に通う人の送り迎えや、訪問診療のため先生と看護婦さんを車で送ったりなども行います。介護センター入所の方にも病気の方は病院に来てもらい質のいい診療を提供します。
地域に密着していない状態だと毎日の患者の数が非常に少ない状態です。患者さんに安心して病院に来てもらうため、選んでいただくためにも周辺地域への心遣いを忘れてはいけないということです。
医事課の役職になると周辺の地域のクリニック(医院)への挨拶回りも行います。
医院などで対応が難しい患者さんなどを施設の整っている総合病院へ搬送してもらうためにクリニックの先生との顔合わせや看護婦さんに電話番号やFAX、地図を渡すなどして連携心を高めてもらいます。
総合病院がやっていくには患者様だけでなく周辺の地域の助けも必要です。ビラ配りや受付などは若い人にとってはやりがいのないもの、将来性のない仕事と思ってしまうのは当たり前だと思わなければいけません。
若い人にやりがいのないことにやりがいを持たせる、将来性のないと思うような仕事にも将来への糸口を見つけさせることも上司の仕事です。仕事ができないといって辞めさせてしまうようでは人間失格です。歩はいずれ金になるという精神で対応しなければなりません。
裏腹に、新規病院では辞めてしまう事務員や看護師が多い事もあります。
新規病院で他の病院から着た職員などが変な人だったり、仕事を教えない人だったりする場合です。病院という組織は下から上を変えることはできません。こういった場合は残念ながら早く見切りをつけて辞めるしか方法はないです。
他病院から来た人たち(新規病院を支えている職員)は重責を背負って新しい病院で働いています。それがゆえに新しい人が入ってもいじめてストレスを発散するという思考の人もいるのかもしれません。
医療事務の仕事ができるようになる近道は、1日1個覚えることです。
医療事務に転職してつまづく点は、医療という職種な業務内容、仕事のガラパゴス的内容です。医療という職種に未経験で転職したならば、採血の1項目でさえもなにかわからないでしょう。例えば、CRP一つすら何を示す値かもわかないでしょう。最初は受付からスタートすると思います。毎日受付ばかりでしょうもない、面白くない、しんどい・・・それでいいんです。カルテや検査結果も読めないような人は何やっても何もできません。それよりか覚えることが大事です。みんな医療の国家資格を持っている人は専門学校、大学でそれを学んでから仕事をするわけですから、あなたは数周遅れ、数万週遅れなんです。
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そこでお勧めな勉強法は1日1個わかないことがあればそれを調べて覚えるというものです。まずCRPからでいいでしょう、次はなんでこんな病名がついているんだろう、難病って何?から始まっても構いません。一日ひとつづつの積み上げです。それができる姿勢が即戦力の近道といえるでしょう。私はそうして、未経験で医療事務に転職し27歳で今40歳で平社員ですが、給料を大幅カットされ、生活ができなくなりました。
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