医療事務になった後は:病名略語でレセプトチェックしよう
電子カルテの操作方法は各病院によってソフトによってさまざまです。
代表的にどのような操作と情報が医事課の事務仕事にとって必要かをわかる範囲で書こうと思います。
私がいる総合病院では、半年間から1年間は電話番や受付で業務を覚えます。
いろいろな電話対応をすることで病院にどんなところがありどういうところを知っておかねばならないのかなどを勉強します。
カルテ運びをすることで、外来の看護師さんなどとも顔見知りになります、病院の中心は医事課なのでそういったコミュニケーションをとる必要があるんですね。私はコミュニケーションが得意ではないので苦手です。
(前職はベンチャー企業で働いていた事が長いので社内営業が苦手なんです。)
なぜベンチャー企業で働いていたらコミュ不足になるのかを面倒ですが書きました。読まなくてもいい内容なので興味の無い方は飛ばしてください。>こちら
患者情報画面では、患者の名前や住所、保険者情報などを入力します。
最終来院日や通院状況、入院状況などを確認します。
スキャナー取り込み画面があるのでそこで紹介状や保険会社からの資料など文書の確認できます。大抵の電子カルテは患者の導線表示されるようになっています。
本日中の受付した患者のみ表示させる、カルテ記載が終わって会計をする患者のみ表示させるなど。
●患者さんはもう会計おわっていますか?
>カルテ記載が終わって入金されていないかチェックすることでわかります。
入金されていたらもちろん患者さんは帰っています。(そのまま帰った場合)
●入院している患者ですが詰め所に電話をまわしてください。
>患者さんの名前と生年月日などで病棟と部屋番号をしらべる
●未払いがあるので払いたい
>会計ソフトで患者さんを特定し未収状況を確認。
●この検査、この血液検査はだいたいいくらぐらいになりますか?
>計算ソフトで実際に計算してみる。(保険によって負担も変わります)
あとは文書(診断書や紹介状、意見書などなど、事故の診断書・明細書の依頼などなど)覚えることはたくさんあります。
20代後半で医療事務をはじめると、周りが若い人ばっかりなのですごく負い目があります。
未経験で入るのは大体20歳〜24歳(医療系の大卒や専門学校卒)です。
20代後半でまったくの未経験は難しいですね。でも採用されれば後は自分の努力次第なので何とかなると思います。
医療事務の仕事ができるようになる近道は、1日1個覚えることです。
医療事務に転職してつまづく点は、医療という職種な業務内容、仕事のガラパゴス的内容です。医療という職種に未経験で転職したならば、採血の1項目でさえもなにかわからないでしょう。例えば、CRP一つすら何を示す値かもわかないでしょう。最初は受付からスタートすると思います。毎日受付ばかりでしょうもない、面白くない、しんどい・・・それでいいんです。カルテや検査結果も読めないような人は何やっても何もできません。それよりか覚えることが大事です。みんな医療の国家資格を持っている人は専門学校、大学でそれを学んでから仕事をするわけですから、あなたは数周遅れ、数万週遅れなんです。
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そこでお勧めな勉強法は1日1個わかないことがあればそれを調べて覚えるというものです。まずCRPからでいいでしょう、次はなんでこんな病名がついているんだろう、難病って何?から始まっても構いません。一日ひとつづつの積み上げです。それができる姿勢が即戦力の近道といえるでしょう。私はそうして、未経験で医療事務に転職し27歳で今40歳で平社員ですが、給料を大幅カットされ、生活ができなくなりました。
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