医療事務になった後は:病名略語でレセプトチェックしよう
転職して初めてホットラインの電話に出たときは専門用語でびっくりしました。
医療用語がわからない。
ただの電話交換だ、言われたことを医者に伝えればいいだけと教わったが、全然違うじゃん。
「瞳孔がドン!」ってどこの漫才師のギャグかと思いましたよ。
医者も看護師も思い思いのことをそれぞれ好き放題言ってくる。
愚痴だったり言いたいことや日ごろの不満など。
なぜそんなことわからないのって知らんがな。
その言葉は全て直接「患者」や「救急隊」など外部に言えないことばかり。
医療従事者っていうのは文句を言わないと働けない。
まあストレスがたまってるって言うことだな。
救急隊とのやりとりも含めて(ホットライン)、入院の病棟を決めるだとか外部とのやりとりは全て医療事務が行う。
(忖度で事務が電話で診察を断ることもある)
救急隊とのやりとりを事務がする病院というのは珍しい。
事前情報、患者背景、既往歴、感染症など知識が必要。
総務の人は知識はいらないというが、実は結構難しい。
インフルエンザ診断済みならそれを医者に伝えないといけない。(その他感染症もね)
既往歴、患者の背景を伝えないと、蓋を開けたら行路扱いのような人だったって言うことも有る。
医者はション便臭いやつだな〜と言って受け入れた救急はやっぱり行路だったとか。
インフルエンザの持ち込み入院できないのになぜ受けたの?とか。
医療事務は医者じゃない、直接医者に言えないんだな。
そんなこと、わかってて救急車を受け入れているのに。
その癖、関連施設の訪問看護師などの電話は本当にレベルが低い。
主訴だけを言って救急車呼びますとか話にならない。
救急車はタクシー代わりではない、緊急性は既往歴は?バイタルは?
施設はそんなことを言えない看護師ってどうなのレベル。
この全てのやりとりを医療従事者がやらず、医療事務がする病院で働いています。
まあ知識・経験はつくけど、この医学的判断を36歳手取り20万(当直月4回含む)の無資格事務がする。
そういう事務に頼らないと、あふれるストレスと暴言のためコミュニケーションすら取れない。
国家資格取得者達ってどうなんだろうなと考えさせられる。
給料安すぎるわ。
医療事務の仕事ができるようになる近道は、1日1個覚えることです。
医療事務に転職してつまづく点は、医療という職種な業務内容、仕事のガラパゴス的内容です。医療という職種に未経験で転職したならば、採血の1項目でさえもなにかわからないでしょう。例えば、CRP一つすら何を示す値かもわかないでしょう。最初は受付からスタートすると思います。毎日受付ばかりでしょうもない、面白くない、しんどい・・・それでいいんです。カルテや検査結果も読めないような人は何やっても何もできません。それよりか覚えることが大事です。みんな医療の国家資格を持っている人は専門学校、大学でそれを学んでから仕事をするわけですから、あなたは数周遅れ、数万週遅れなんです。
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そこでお勧めな勉強法は1日1個わかないことがあればそれを調べて覚えるというものです。まずCRPからでいいでしょう、次はなんでこんな病名がついているんだろう、難病って何?から始まっても構いません。一日ひとつづつの積み上げです。それができる姿勢が即戦力の近道といえるでしょう。私はそうして、未経験で医療事務に転職し27歳で今40歳で平社員ですが、給料を大幅カットされ、生活ができなくなりました。
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